diary

2020/7/28

午後に風呂屋海岸のビーチ清掃員をしていた。横殴りの雨と海から吹く風で、ここにいるだけで、身体が潮風でベタベタになるようだった。昨日まで綺麗だったビーチも今回の悪天候で、漂流するゴミがどっと押し寄せてしまった。

海岸清掃はつくづくキリがない仕事だ。それに手を止めたところでそんなことをおかまいなしにどんどんどんどんゴミが流れついてくるし、だけれどそんな、キリがない、終わりがないことについて考えることは思いのほか楽しかったりする。やめたところで何も変わらない。やったところで10日もしないうちにもとに戻る。


つい先日まで漫画「ファンタジスタ」を読んでいた影響をもろに受けていて、プレゼンス(存在価値)について気づけば考えているが、風呂屋海岸における自身のプレゼンスは今のところ低いが、そう考えるようになった時点で、一歩は踏み出してたんだな、と前向きに思うことにする。

明日も風呂屋海岸だ。

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