diary

2020/9/13

蚊に血を吸われた。最近の僕の食生活はインスタント食品とビールにまみれてしまっているので、考えただけで不味そうな血であることが想像できる僕の血を吸った蚊はさぞや後悔したに違いない。どうせ吸われるのであれば、この人の血はなんて美味しい血なんだ!と思わせたい。

と、こんな感じで日記に書くことがないと、些細なことを掬い上げるのが最近のやり方だ。だけれどこれだと文字量が少ないから、もう少し視点を加える。

美味しい血とはなんぞや、でも蚊になったわけじゃないから想像の域を出ないよね、でも想像の域であれば、脂っこい血が好みの蚊もいるかもしれない、ようは相性だよね、とか、考える。

でも、もっと細かく書くほどの熱意はないし、これ、日記で残すようなことでもないし、後日にこの日記を読み返して、そのときに僕は、この日に蚊に刺されたんだな、ということくらいしかわからないのは、改めて日記とはなんぞや、ということを考えざるをえない。

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