diary

2020/7/17

ワッキーが一年ぶりに島に帰ってきた。

久しぶりの再会を少しばかり祝して今夜は飲もうかなと思っていたけれど、とくべつ飲むこともなく22時過ぎにはワッキーは寝てしまった。僕はひとり、蚊取り線香を焚いた部屋で1時過ぎまでビールを飲みながら、SIX Publishingで新しく始めた「SIX DIG」を聴きながら、作業をした。

蚊取り線香の香りにふと、夏を感じた。香りにも記憶が宿ることを認識してからというもの、こういう、嗅ごうと思って嗅いだわけではないけれど意識の外側から不意に嗅覚が働かされたときに、記憶は蘇りやすかったりすると僕は思っている。今回もそうだった。

で、記憶というのは忘れていて、それを思い出す感覚が良い。そんな作品を作りたいなと思った。

蚊取り線香は焚いたもののそもそも焚き始めるのが遅くて、結局2〜3ヵ所、蚊に刺された。

-diary