diary

2020/7/7

七夕。


後藤さんに別府、大分を車で案内してもらった。何を話すわけでもないけれど会話が止むことはなく、延々と海士町のこと、別府のことを話していた。後藤さんは、僕が知らない海士町の歴史や出来事、人との関係性をたくさん教えてくれた。そして実はあまり知らなかった後藤さんのことを少し知ることができた。

後藤さんと僕は、最初にどういう出会い方をしたのかお互いに覚えておらず、かといっておそらく数回しか会ったことがないにもかかわらず、それほど緊張せずに話せる。よくよく考えれば不思議なことだけれど、お互いがお互いの領域をわかっていて、そこを侵すことなく話ができるから居心地が良いのだと思う。少なくとも僕はそんなふうに思っている。

後藤さんはいろいろ教えてくれた。いろいろと気づかせてくれた。会話は真面目っぽく話をしていたけれど、言ってしまえば雑談で、この雑談も、別府の街並みを見ながらだった、というのがとても良かったと思う。いつも見ている風景とは違う場所での雑談というのは、アイデアの出方がきっと違う。なんだか新鮮だった。

オンラインでの雑談を画期的に感じていたしもちろん魅力的だけれど、どこで雑談するかも考えてみる。誰と雑談するか。どこで雑談するか。

雑談について考える日々が続く。

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