diary

2020/5/8

夜、帰ってきて、今からご飯だって時に長松さんから連絡があり、

「月と漁火が綺麗だから写真を撮るんだ、私には撮れない」

的なことを告げられた。そのメッセージに合わせて写メも送られてきたが、確かに綺麗で、どう綺麗だったかというと、月は限りなく満月に近く、尚且つ赤く、水平線あたりには漁船が十数隻、漁火を灯していた。

その写真を見て、素敵だなぁと思ったから、写真を撮りに行くことにした。

まず、堤防の先に行ったら、視線が低すぎてどうもうまく映らなかったので、みかん畑の上の道路まで車で移動してカメラを構えたけれど、その時にはもう赤い月が雲に隠れてしまっていた。残念だったけれど、仕方がないし、諦めた。お腹も空いていたし、そそくさと帰ることにした。

もっと綺麗に撮れる、と、その場から動いたはずだったのに、結局一枚も写真を撮れずに終わるなんて、本末転倒だな。

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