diary

この時期のフェリーは乗船時間が長い。

午前10時過ぎ、ランナー中島から連絡があった。崎漁港にいるらしく、そしてブリが揚ったらしく、唐突に「ブリ買います?」と連絡があった。お目が高いランラー中島。たしかに、この前に買った8キロのブリは今世紀最高の美味しさだったし、聞いてみると今日のは8.5キロもあるらしい。ほ、欲しい…。しかし冷静に、今日から一週間近く外食が続く予定だから、今回は遠慮しとく!と連絡を入れたところ、もう買っちゃいました!と返答があった。

この前の半分とまではいかないけれど値段が下がっていたのも買った要因だろう。買ってきてすぐ、台所を血みどろにしながらなおかつ嬉しそうにブリを捌くランナー中島を、もう誰も止められなかった。今の環境を最大限に楽しんでいる。純粋に、すごい。今しか食べることができない食材に一直線だ。たまらん。

それにしても、ブリの値段が下がったっていうのは、いわゆる、旬な季節を通り過ぎたということだろうか。もしそうだとしたら、今日のブリはどんな味なんだろう。ますます気になる。食べてえ。


職場や港で働く女性スタッフより、バレンタインデーということでチョコをいただいた。そして藤尾から、エビスのビールをいただいた。めちゃ嬉しいけれど、バレンタインに先輩にビールって「なんでやねん」って感じだ。…ありがとう。


離島ワーホリで二週間の滞在を終えて帰る米山と、同じ便で急遽松江に行くことにした。フェリーの中で2時間ほど、米山とじっくりと喋った。米山は、ランナー中島に触発されて、自転車とカメラを始めることにしたらしい。まじか。それにしても、ランナー中島の手当たり次第に人を触発していくスタイル、まじですごい。

2時間ほど話したあと、米山は寝ていた。この時期のフェリーは乗船時間が長い。


フェリーからの景色が、綺麗だった。


夜は松江でフレンチを食べた。久しぶりに、ワインを飲んだ。

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