太田 章彦

2019.11.15 椿をじっと見る。

駐車場の椿が咲いていた。咲き始めたことには気が付かなかったけど、気付いたら蕾はすべて咲いていた。綺麗だった。 椿って秋に咲く花だっけ、と思って調べると、夏以外はほとんど咲いているようだった。とにかく種類がたくさんあって、いま目の前に咲いている椿の種類さえもはっきりと判別できないくらいで、だんだん、目の前に咲いている花が椿がどうかさえ怪しい気持ちになっていた。 初めて、椿をじっと見た。綺麗だった。 コツコツ見ていたアニメの「ピアノの森」を見終えた。

2019.11.14 やる気のない休日を過ごす。

海が荒れていて、今日はフェリーが全便欠航した。 最近、寝ることの重要さについて考えることにハマっているので、今日は休みということで、存分に寝た。ただ寝たらいいわけでもなく、眠たかったら寝る、というルールだけ設定して寝た。 昼に用事があって港に向かったけど、そのためだけに外出するのは微妙だったので、荒れた海を見るべく、明屋海岸に行った。風もそれほど強いわけではなかったけど、波はそれなりに高かった。ごごーという波の音と時折くる大きな波しぶきで、心の垢が取れるような感覚だった。少し、鳥肌が立っていた。寒くなけば ...

2019.11.13 工事用信号機と風景

朝、崎地区の坂を登っていたら工事用信号機で今日も止まった。ここは、いつも止まる。青信号だったことが、ほとんどない。ちょっとついてねえなと思って、信号が青に変わるのを待つ。左の景色は崖というか壁で、右の景色は朝の光が木々の隙間から漏れて、綺麗だった。その景色を撮ろうとしてパワーウィンドウを開けたら、風が冷たかった。シャッターを切る指も、冷たかった。 お昼過ぎ。高校生が話しかけてくれて、「植田正治写真美術館フォトコンテスト」に入選しました!と教えてくれた。嬉しい知らせだ。自分のことではないけど、嬉しかった。嬉 ...

2019.11.12 同じ空間にいること

10時ごろ、出張で東京へ旅立った恒光さんからFacebookのメッセンジャーで連絡がきた。内容は下北沢のとある場所についてだったけど、それからというもの、サウンドオブ下北沢がずぅーっと頭の中で流れている。 今日は昼から仕事だったから、まず職場へ向かう車の中で聴く。そして口ずさむ。帰りの車でも口ずさむ。下北沢に住んだことはないから下北沢の思い出はないけれど、曲を聴いてた頃の大阪の思い出が少し蘇った。 聴いてたときから、もう10年近くが経った。 https://www.youtube.com/watch?v= ...

2019.11.11 くたびれた顔の後藤さん

七類から菱浦へ向かうフェリーの船内で、後藤さんと出会った。 後藤さんとは深い付き合いはないけど、浅くもない感じがある。会うたびにいつも、うちの店で個展やらない?と持ちかけてくる。あーいいっすねえ、やりますやります、と返答するような会話を、もう数年もしていると思う。もうそろそろ、本当にやりたいと思っている。まあ、やらないけど。 後藤さんは、別府は別府でも西ノ島の別府ではなく、大分の別府に住んでいて、そこで夜カフェ10というお店をやっている。なので、島に住んでいるわけではないのに、でもなぜかよく島で出会う。今 ...

2019.11.10 諒くんの結婚式2

今日の結婚式は、泣くことはないだろうと思っていたけど、甘かった。写真を撮るためにリハーサルから立ち合わせてもらっていたけど、幸せなオーラが満ち溢れていて、本番の進行を確認するひとつひとつの時間が尊かった。 いざ本番が始まるという新郎新婦が入場する前から、親族は涙。おいおいマジかよーって感じでそれにつられて僕も涙。 プログラムは順調に進み、最初の入場シーンが一番の泣けるシーンだったな、と安心しながら2人を囲んでいたが、最後の最後にやはり用意されていた、手紙。泣ける手紙。泣かせにかかっている手紙。 新郎新婦が ...

2019.11.9 諒くんの結婚式

明日の、小学校からの友達の諒くんの結婚式に参列するために、松江に帰ってきた。 二次会の幹事を任されていたので、今日中に明日の買い出しは終わらせようと意気込んだはいいけど、車がない不自由さだったり、荷物を運ぶことの大変さだったり、実家はないから宿を手配しないといけなかったりで、高校を卒業するまで過ごした場所だからある程度の地理的な感覚があるがゆえに、実家がない地元に歯痒い思いがした。 神在月の影響からか松江の宿はどこも満室で予約が取れず、結局、漫画喫茶で寝泊りした。むなしい気持ちになった。そして、寝るためだ ...

2019.11.8 ラクしようと思えばいくらでもそうできるのに。

やらなきゃいけないことが溢れてる時に限って、そんなことやってる場合じゃねー!っていう対応に追われていたりする。気持ちがこもってない対応だったな、と自分でも思う。こんな状況なら、引き受けなければ良かった。断れないのはよくない。相手にもよくないし、自分にもよくない。最近、そんなのばっかりだ。溢れ気味なのが、ずっと続いている。 昨日から、去年に離島ワーホリできてくれた学生が、卒論のヒヤリングで再び島にきてくれた。ヒヤリングだけなら電話でいいよと意地悪を言ったけど、それでも来てくれたことが嬉しかった。一緒に飲めな ...

2019.11.7 雲の切れ間

松江の出張もあっという間に終わり、お昼には島に戻ってきた。 島に戻ってきて、事務所に寄って共有事項をどさっと共有してもらって、事務所のみんなへの出張中のフォローとサポートに対しての感謝の言葉がなかったためにサクッと怒られて、それにふてくされるようにそそくさと事務所を出た。居心地が悪かった。 それから場所を変えて、ミーティングやらなんやかんややっていたら、結局家に帰ったのは夕方で、それから何もせずに溶けるように寝た。洗濯物が溜まってきた。 雲の切れ間から海に光がさしていて、綺麗だった。

2019.11.6 露天風呂と夜風

出張二日目。今日は一日中ミーティングをしていた。 プロジェクト全体の話はもちろんだけど、”僕の役割は具体的になんだろう”をひたすら掘り下げる二日間だったように思う。自分の役割を明確にするために、プロジェクトの全体像を明確にして、それぞれの役割を担う仲間の性質や性格や、人格を形成する生い立ちの部分まで掘り下げて…。 8時間以上もミーティングをして、時には「このテーマのときは僕は入っていけないな…」と思うこともありつつ、ミーティングに呼ばれているからには、このメンバーに呼ばれているからには僕の視点に期待されて ...

2019.11.5 松江へ出張

食の感謝祭の一息をつく間も無く、急遽入った出張により、松江にいる。いつもは、この時期に疲れがどっと出て発熱して寝込んでしまうのだけど、まだ緊張が続いている感じがあって、疲れを体に秘めたまま過ごしている。 境港に着いてから人を待つ時間が少しあり、その時間を使ってお土産屋さんや魚市場に立ち寄った。そこで毛蟹が売れていて、ここでも毛蟹ってとれるんだっけ、という疑問というか発見があった。毛蟹食べたかった。 夕方、オンラインで同志社大学の授業にゲストとして少し話した。 ゴールデンウィークや夏に来てくれた学生が繋いで ...

2019.11.4 祭りのあと

今日から、寒くなった。空気が冷たい。出雲正之助ご一行を9時50分発のフェリーでお見送りする際も、振る手が冷たかった。秋だな、と思った。 あれだけ苦労した祭りも、片付けはあっけないほどにあっという間に終わった。テントは昨日のうちに撤収して、出雲正之助ご一行の上演のための特設舞台も、今日のお昼までには解体が終わり、隠岐神社は、いつもの隠岐神社になった。少し、寂しい気持ちになった。 夜は、11月中旬から離島キッチン日本橋店に出向する藤尾の激励会をした。楽しく飲んだけど、僕はなんだか、30歳になってからお酒に弱く ...