diary

スイカも割っていないし、そうめんも食べてない。

夏が、まだ終わってないと言わんばかりに、セミの鳴き声とともにじわっとした暑さを取り戻した一日だった。この茹だるような暑さもこの季節しかないと思うと、全身に染み渡ろうとするだるさを季節的なものとして捉えることができて、風情として味わうことができた。

今年はまだ、海に入っていない。スイカも割っていないし、そうめんも食べてない。風鈴もぶら下げてないし、花火もしていない。夏らしいことはほとんどやってないかもしれない。でも、それらをやったからといって、どうせ次の足りない何かを探すに違いない。やり残したことがあるという未練が、季節への感情を強くする。そう思って、季節にお尻を叩かれるかのように夏らしいことはせずに、いつもどおりの日々を送る。


夜、YouTubeでフジロックを見ながらビールを飲んでいた。RADWIMPSが出演してて、息が長いバンドだなぁと思いつつ知ってる曲が映画「君の名は。」に使われている2曲しかなくて、RADWIMPSは知ってるけど興味はないんだな、と思った。

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