2021.9.4 失敗した過去に挑戦という名の手を差し伸べる
判断を誤った。ツメが甘かった。読みが浅かった。配慮が足りなかった。責任感が足りなかった。気づいた時には時すでに遅し。と、そんな感じでいつも失敗して、注意されたり怒られたり、たまにそれらを通り越して、呆れられたりする。できれば注意されたくないし、誰からも怒られたくないし、呆れた視線を受け止めるのは体力的に一番削られる。もちろん、注意する側の気苦労や、怒るときに使う体力と気疲れや、呆れたときのどうしようもない気持ちの処理のしようの無さは知っている。できれば静かに、楽しく暮らしていたい。だけれどたまに箍が外れ ...
2021.9.3 変わらないまま
9年前のこの日、マリンポートホテル2階の宴会場からこの写真を撮った。僕はマリンポートホテルで働いていた。2階の宴会場でホールスタッフをやっていた。9年前に撮った写真だから、それから9年経ったことになる。あのとき一緒に働いていたスタッフや、緑水縁という建物など、いろいろと変わった部分があるけれど、ここからの景色は変わってない。そして今でも、ここからの景色でこの天気だったら写真を撮るだろうなと、当時とあまり感性も変わってないことに気づく。 風景が変わらない、というのは力強くて安心感があるけれど、感性が変わらな ...
2021.9.2 便利な肩書き
セントラル亭でオムライスを注文したら、ケチャップで「複業」と書かれて出てきた。嬉しい。嬉しいけれど、食べづらい。僕がオムライスを注文すると、スタッフが好意で「複業」とケチャップで文字を書いてくれるわけで、これはつまり、僕の特徴をイメージして書いてくれたということで、スタッフの僕に対するイメージは「複業」なわけだ。イメージがある、というのが嬉しい。 今まで写真家で海士町観光協会でマルチワーカーで漁師でホテルマンで、とさまざまな肩書きと呼ばれ方をしてきたけれど、そうすると今はそれが「複業」で、複業という言葉が ...
2021.9.1 楽しいが故に追求する。
月に一度の写真部の活動があった。この活動は、みんなが撮る写真について、僕の持っている知恵知識・経験をもってひたすら考察する時間なのだけれど、正直にいうと、とてもつらい時間だったりする。それは、考えていることを言葉にすればするほど、考えていくことから遠のいていく、あるいは色が失われていく感覚がつきまとうからだ。 って、何がつらいって、自分の言語化能力の低さじゃねえかよって話だな。 根底に「楽しい」がある。楽しいが故に追求するのだけれど、追求して辿り着く新たな境地から見える、新たな追求先があることに気付く。そ ...
2021.8.31 8月が終わる
8月が終わる。 8月が終わるということは、明日から9月が始まるわけだ。たった1日が過ぎるだけだというのに、8月が9月になることは、それ以上に大きな意味合いがあるような気がする。9月が秋かと言ったらそんなことはないしまだまだ暑いけれど、けれども夏かと言ったらそんなこともない。8月が終わるということは、どこか、夏の終わりのようなそんな気持ちになる。 写真は、去年のちょうど今頃の、崎地区の海辺で海を見ていたときに撮った写真。
2021.8.30 何もしてないわけではないだろうに。
実はこの日記は9月5日の午後に書いているが、振り返るほどのことがなくて、果たして日記と呼べるものが書けるのだろうかと、この文章は一体なんなんだろうと思いながら、とりあえずタイピングしている。 8月30日。グーグルのカレンダーには、海士町複業協同組合の業務のミーティングが2件入っている。それ以外はなし。写真は一枚も撮っていない。最近はまたライカを持ち歩いているから、ライカで撮っていなかったらニコンD800も撮ってはいないだろう。ツイッターも日常に基づくなにかを更新していたわけではない。 こういう、何も振り返 ...
2021.8.29 今朝、明屋海岸で。
翌日に続き、朝食も明屋海岸で食べた。 昨晩は飲み過ぎて、朝起きた時にはまだ身体に日本酒がまだ残っていたけれど、こういうのは動かないと治らないと自分に言い聞かせて、朝から活発に明屋海岸に出かけた。 明屋海岸に着くと、大森夫妻がすでに火を起こして、ピザ生地を焼いてくれていた。焼き上がった生地は絶妙なもっちり具合で、ロケーションも合間って朝から最高だった。海辺で焼きたてのピザにコーヒーで、二日酔いっぽい体調のことは忘れてしまっていた。 大森夫妻のプロキャンパーへの道のりが階段飛ばし過ぎて、今年の3月に移住してき ...
2021.8.28 夏らしいこと
数人で集まって、外で広々とBBQをした。ようやく夏らしいことをした気分になれた。 BBQ用の火を起こすために海辺でちょうどいい大きさの流木を拾い、燃えやすそうな枝木を拾い、雑ではあるけれど拾った木を組んで、丸めた新聞紙に火をつけて、木が燃えていくのを見ていた。火のゆらめきを眺めながら、夏のじめじめっとした暑さとは違う火の熱さを肌で感じながら、火は良いなぁと、具体的に何がいいのかさっぱりわからないけれど、そう思った。 缶ビールをあけるたびにクーラーボックスから缶ビールを取り出して、飲んだ。ビールは無限に買っ ...
2021.8.27 朝はパン
トースターではなく、フライパンでパンを焼いているのを見ている。トースターとの違いや、なぜそうするのかはわからないが、自分のいつもどおりと違うことをしているのを見ると興味が湧く。パンは美味しかった。朝ごはんはもともと食べないから、食べたとしてもパンとコーヒーさえあれば量的には充分満足できる。一枚の美味しい食パンと、一杯の美味しいコーヒーがあれば幸せになれる。 ふと実家で暮らしていたときのことを思い出す。実家の朝食は、毎朝、お母さんが作ったパンを食べていた。食パンだったり、ぶどうパンやくるみパンや、いろんな種 ...
2021.8.26 手を抜く、力を抜く
海士町複業協同組合の月に一度の定例会がった。詳しくはこちらに書いたので、こちらを要チェックです。 https://ama.how/archives/4838 手を抜く、力を抜くは同じような響きなのに意味は全然違う。どちらかを抜くとしたら、僕は力を抜きたい。が、今日は組合でブログを書いたし、もう他のことが思いつかないのでここのブログは書かないことにする。これは、手を抜いていると言っても過言ではない。(謎)
2021.8.25 ドラマに溺れる夏
テレビなんて滅多に見ないのに、たまたまつけたテレビでウォーターボーイズ(ドラマ)がやっていて、それも中途半端な7話くらいだったにもかかわらず夢中になってみてしまった。少し古臭く懐かしい熱い感じに、青春を思い出した。 当時高校生だった僕は微かな記憶がやんわり残っていて、中途半端に7話を見てもぼんやりと展開が思い出せた。だけれど、ぼんやりとしか思い出せないのだ。そうなると、妙に続きが気になる。なんなら7話までのエピソードもちゃんと見たくなってくる。 ということで、実はFODを登録してしまい、ウォーターボーイズ ...
2021.8.24 コーヒーの味
仕事の日は一日中、ひたすらコーヒーを飲みながらパソコンをしている。コーヒーの味はなんでもよく、あったかいコーヒーであることだけが唯一のこだわりで、それ以外は本当にない。少し体調が悪いときは、お湯を飲みながらパソコンをしているくらい、それくらいに口が寂しい状態と闘いながら、というか口が寂しい状態が常態化してしまっている。どんどん自分のなかでコーヒーの価値が下がっていく。そんな日常において、ふと、忘れていた感覚を思い出すきっかけがあった。 朝ごはんはいつもソイジョイ(ブルーベリー)と野菜生活で済ますガサツな生 ...