diary

朝はパン

トースターではなく、フライパンでパンを焼いているのを見ている。トースターとの違いや、なぜそうするのかはわからないが、自分のいつもどおりと違うことをしているのを見ると興味が湧く。パンは美味しかった。朝ごはんはもともと食べないから、食べたとしてもパンとコーヒーさえあれば量的には充分満足できる。一枚の美味しい食パンと、一杯の美味しいコーヒーがあれば幸せになれる。

ふと実家で暮らしていたときのことを思い出す。実家の朝食は、毎朝、お母さんが作ったパンを食べていた。食パンだったり、ぶどうパンやくるみパンや、いろんな種類のパンが食卓に出てきていた。今思うと幸せな風景だけれど、手作りパンが出てくることが当たり前になっていた食卓に、たまに白ごはんと味噌汁みたいな日があるとすごく喜んでいた気がする。そんなリアクションをされるとお母さんはもちろん悲しいだろうし、今の僕からしても当時の僕に対して悲しい気持ちになる。ふと、そんなことを思い出して、そのときのお母さんに申し訳ない気持ちになった。


この前に池内くんがバッサリ切った豆苗から、新たな芽が伸びていた。水を吸ってグングン成長してるのを見ると、また水を入れて変えて、どうせならもっと良い環境で育って欲しいなと勝手ながらに思った。

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