diary

2020/7/24

仕事帰りに柏谷さんと雑談をした。

「最近、フットサルにおまえが来ないうちに、おれはまたうまくなってしまったわ」

開口一番、柏谷さんはそう言った。確かに、体力の衰えは見ていて感じるものはあるけれど、テクニックに衰えはない。あなどれない中年である。そして悔しいことに僕はその中年のテクニックに毎度チンチンにされているのである。そんな柏谷さんが、さらにうまくなったと言った。これがもし本当のことだったら、打倒蹴球一家の夢はさらに遠のくことになる。

僕は最近、スポーツをする気力がない。ぶっちゃけ太ったし、この重たい体を動かすエネルギーなんてこれっぽっちもない。痩せていたらスポーツをしていたのかもしれないけれど、でもスポーツしていたらこんなに太らなかっただろうし、だからそもそもやる気がなかったのだろう。だけれど、何がスイッチになるかなんて誰にもわからないもので、なぜか今日の柏谷さんとの雑談で、忘れていた大事な気持ち、スポーツマン魂に少し、火がついた。

家に帰ると僕は、新しいユニフォームを探していた。最初は、ブラジルの10番のユニフォームを買おうと探していたけれど、探し方が下手なのかネイマールしかなくて、ネイマールはかっこいいと思うし好きだけれど、でもリバウドとかができれば欲しかった。でもだんだんと探している中で、坊主のプレーヤーのユニフォームが欲しいと思うようになっていた。

いろいろと悩んだ挙げ句、僕はベッカムのユニフォームを買っていた。


ワッキーの誕生日、久しぶりに張り切ってビールを飲んだ。

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