昨日の夜はSIX Pubで、過去の写真を見ながら記憶の修復作業というか、思い出の振り返りをした。4テラの外付けハードディスクに収められた写真は1万枚を超えた記録群になっていて、僕はカメラごとと、さらに月別にフォルダ管理をしていて、今回はRICOH GRで撮った7年前の写真を主に見た。
僕がRICOH GRで撮っている写真はスナックがほとんどで、というのもとにかくサイズが小さくてポケットに入るからどこにでも持ち歩いているカメラで、それに小さなフラッシュもついていて、シャッターボタンを押せばどんな時でも何かが写る。酔っ払っていても操作を間違えることもなく、傷だらけだけど壊れないし、良いカメラだ。7年前に僕はこのカメラを買って、買ってすぐのときはとにかく写真を撮っていた。そのときの記録だから、写真がたくさんあった。
上手い下手とか、綺麗じゃないとか、そのときは思うけれど、7年も経って振り返ると、そもそもどんな内容であれ写真があることに価値があるような気がしてくる。
みんなが見たら面白いかもな、と思ってやったことだったけれど、おそらく僕が一番楽しんだ時間だった気がした。