diary

2020/6/11

梅雨入りした。これからしばらく雨が続く。

梅雨入り前にあれこれしておきたかったな、と思うのは例年通りで、しておきたかったなと思うだけで、梅雨入り関係なくやらないことはやらない。やらない理由として、いつも梅雨を使う。雨が降ると、それだけで先延ばしになることがちょくちょくある。それだけのこと。

これからしばらく雨が続く。


夜は離島キッチン海士でソーシャルディスタンスを保ちながら会食をした。「島食の寺子屋」の生徒たちが手掛けた料理は美味しく、また創造的で、カマスやボラの味覚の発見があった。ビールも日本酒もほどよく進み、良い夜になった。

ただ、3蜜やソーシャルディスタンスなど、コロナ禍によって生まれた言葉をきちんと守れば守るほど、滑稽に思えてくるのは気のせいだろうか。言われたことをきちんと守れば守るほど、なんだか根本的にズレているような、世の中をバカにしたような、真面目なのかふざけているのかわからなくなるような感覚が湧いてくる。

今はもちろんそのことについて真剣に考えるけれど、1年後の自分が今の在り方を見たら、きっと笑うと思う。そんな気がする。

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