diary

2020/5/30

雑誌の表紙に、いつか自分の写真が使われたらな、なんて憧れがかつてあった。歳を重ねるごとに強い憧れは遠い憧れへと変わり、いつしか雑誌の表紙に憧れていたことなんて忘れてしまっていた。

機会は突然に来るものである。仕事をいただいて初めて知ることとなった雑誌ではあったけれど、何はともあれとにかく表紙だ。これで僕は、表紙を飾った男である。studio voiceとかswitchとか、憧れた雑誌とはジャンルは違うけれど、表紙は表紙で、嬉しいものは嬉しい。

こう言う時にふと、やっぱり、パッとしないながらも写真を続けていて良かったな、と思う。そして何より、一般財団法人国土計画協会には、記念すべき僕自身初めての表紙の機会をいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいで、この気持ちを忘れないようにしたいと思った。というよりも、忘れられないことになったかもしれない。

http://www.kok.or.jp/publication/hitokoku.html

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