diary

2020/5/19

関係人口について、漠然と考える。

県内の市町村でのグループだったり、県外の友人たちと(友達といっても、僕が一番年下な場合が多いから先輩ばかりなのだけれど)、いろんなひとたちとオンラインで繋がって話す機会が増えたから、というのが、漠然と考えることが増えた理由で。

ただ、「関係人口」という言葉の解釈にズレがあり、そのまま議論をすることも多く、ぼんやりと、輪郭が掴めないがゆえに「そもそも関係人口とは」を話し会うこともしばしばあった。

でも、関係人口については調べると出てくる。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.html

でも、改めて調べてみると、「関係人口」についてをせーので話すのはやっぱり難しいと、漠然と思う。


僕はオンラインでのビデオ通話に興味津々で、ほぼ毎日ようにインターネットを通じて誰かと繋がっている。巷ではZoom疲れなんてのもささやかれてはいるものの、確かにそれに共感はしながらも、疲れることへの抵抗はあまりなかったりもする。それだけエネルギーを使っているんだから、疲れて当然というか、むしろ充実感のある疲れにしたいとさえ、思っている。

最近は、知り合いがほとんどいないオンライン上のコミュニティにも顔を出し始めた。それを繰り返していたら、オンライン上で初めて知り合い、そこから何度もオンライン上で会う人もできた。お互い、現実で出会ったことはない。けれどお互い、出会ったことがあるような感覚でいる。そんな、いわゆる「なんちゃって関係人口」または「関係人口風」な間柄の人たちが増えてきていて、この感覚が、今まで味わったことのない距離感ですごく楽しくて、もっと可能性があるんじゃないかと追求してしまうがゆえに、毎晩のようにオンライン飲み会をしてしまっている。

そもそもビデオ通話の需要が劇的に高まり、オンライン飲み会などをすることにみんなそれなり抵抗が下がっていて、雑談程度でもみんなが気軽に繋がってくれることは、これまで海を超えなければ会うことができなかった離島にいる僕からすると、面白くてたまらないことだったりする。

逆もそうだったらいいと思う。東京にいながら、離島に住む僕と顔を見ながら大笑いしながら時間を過ごせることが、めっちゃ面白いことだと思って欲しい。


議論のなかで、地方の課題を都市部から解決してもらう、という構図で話すことがある。もはや一般的だと思う。でもこれも、もっと逆があってもいいと思う。都市部の課題を地方から解決するという視点が、これからの地方をきっと面白くする。そんな気がする。

と、そんなことを漠然と考えながら、答えは出ないまま、出さないまま、出せないまま、どうやったら面白くなるかを考えている。

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