実は、日記以外にも続いているのが、毛の処理だったりする。というか、やめられないでいる。本当はもう、元の姿に戻したい。切実だったりする。
少し生えてくると、チクチクして痛いから、やっぱり剃る。これを繰り返している限り、元の姿には戻らないけれど、そんなことはわかっているけれど、チクチク痛い、というのはなんとも言えない決意の甘さを生む。
チクチク痛い、というのは、いつも痛むわけではなく、些細な動きをしたときに生じる痛みが今回のそれで、めっちゃ痛かったら硬い決意のもと全力で直しにいくけれど、思い出しては忘れ、忘れては思い出しを繰り返している。おかげで、風呂場に行けば、二日に一回くらいのペースで毛を剃ってしまっている。
毛を剃る、という行為は、正直、かなり面倒臭い。やめてしまえばいいのに、と思うけれど、やめられない魔力に満ち溢れている。このやめたくてもやめられないエネルギーがもっとプラスな、別の何かに向いたら良いのに、とつくづく思う。