diary

2020/5/14

崎の事務所に、大きな机を持ってきた。そこに、僕が18歳のときに買ってもらった、もうしばらく使っていなかったiMacを設置した。

数年振りに立ち上げたiMacは、動きは早いわけではないし、画面が劣化していて変色している部分もあるけれど、なんだか、良い。思い入れ、というのが大きい。

まだまだ使える。もっと使いたい。

自分で買ったものはあまり愛着がわかないのに、なんでこうも人から買ってもらった物やもらった物には愛着が生まれるのだろう。中にはダサいし、邪魔だしみたいな物もあるし、手紙もそうだけど、とにかく捨てられない。ミニマリストはどこへやらと言わんばかりに、捨てられない。

先日、母から手作りのマスクが送られてきたけれど、コロナ禍が収束したらおそらくマスクは使わなくなるだろうけれど、きっとこのマスクも捨てられない。

捨てたいわけではないけれど、いるかいらないかでいうと、決して必要ではなくなるときがくる。でも、捨てられないな。

使うわけではないけれど。

-diary