diary

料理の試食会

離島キッチン海士で、島食の寺子屋の講師の鞍谷先生の料理の試食会があった。ひとつひとつの品に味はもちろん背景がきちんとあり、ひとつひとつ、少しずつしかないのにお腹がいっぱいになった。

どこどこで採れた野菜、いつが旬の魚、など、情報びっしりで、そこまで見せつけなくても、味で伝わるよ、と思った。もっと、シンプルなほうが料理が伝わるかも、と個人的には思った。

だけれど、こういうのって難しい。試食会だから、意見を言わないといけない。だけれど。太田に言われたところで、とか、一意見に過ぎないし、努力に対して敬意に欠けるような気がするし、何より説得力に欠ける。僕が受け手だったらまず、そう思う。


意見をいうとき、対等だと思える根拠がないときに口を閉ざしてしまう性格、良くないとわかってはいるけれど、治せない。

-diary
-