diary

雪景色に気分が舞い上がる。

昨晩、雪がしんしんと降っていて、もしかしたら積もるかもね、と、ランナー中島と話していた。


今日は休日で、ランナー中島とも休日が重なったので、一緒に朝7時に起きて、雪の写真を取りに崎地区から菱浦方面へ歩いた。2020年になって、初めての雪景色。見慣れた風景を、新鮮な気持ちで見ることができた。

ツンと来る寒さが嬉しかったし、ときたま吹く強い風で雪が舞い上がる風景に興奮したし、それもどれも、日常に新鮮さと美しさがそこに感じられたからだった。

車だと、さーっと過ぎてしまうけれど、気になったら立ち止まって、その都度シャッターを切った。

風車のところも行って、そこから焼火山を見た。知夫里島の赤ハゲ山も、白くなっていた。海の向こうから、こっちに雪が近づいて来るのが見えた。

あまり紅葉する木が多くないいつも目にする風景は、がらりと変わっていた。

途中、僕らを心配して「車に乗る?」と声をかけてくれたドライバーが数人いた。だけれど写真を撮るために歩いているから、有り難い気持ちだけ受け取って歩くことを続けていたけれど、いよいよ路線バスまで「車に乗る?」と声をかけていただいたところで、正直、だいぶ歩いたしな、という気持ちも芽生え始めていたので、路線バスに乗って菱浦まで行った。バスの中は、眠くなるほどに暖かかった。さっきまで寒いところにいたんだなと、忘れていた。というか、自覚した。

雪が積もっていたのは崎地区だけで、中里、菱浦あたりはびっくりするほどに雪がなかった。少し、拍子抜けした。


せっかくだから、と明屋海岸に行った。島後が見えなくなるほどに視界が悪く、風は強く吹き、波は大きく、雲の流れは早かった。

ひととおり島を巡ってから、お昼前には家に戻った。それから、お昼ご飯を食べることもなく、昼寝をした。眠たかった。


夜は、スナックで飲んで歌った。楽しかったけど、もっともっと飲みたかったし賑やかにしたかった。最近なんだか、飲み足りない。

とはいえ、よく飲んだ。

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