diary

パーと藤川とマナティ

去年の3月にワーホリで来ていたパーと藤川とマナティが、島に遊びにきた。


ワーホリやインターンを続けてきて、いまや300人を超えるほどのOGOBがいるようになったけれど、これだけいると、海士町が好きになって、また遊びに来てくれる奴らが少なからず、いるようになった。

たいてい、彼らの目的は飲み会だろう。

僕は7年間も同じようなことをやっていて慣れてしまったせいかまったく考えなくなったけれど、この日記を書くことをきっかけに改めて考えてみる。彼らがわざわざ離島に行ってまで開きたい飲み会って、なんなんだろうか、と。

たしかに、飲み会は楽しい。時間と体力が許す限り呑んで語りたいし、爆笑したいし、テンションがブチ上がるような面白いエピソードやギャグを聞きたい。聞いたことがない話を聞いてみたい。

幸い、僕の周りには飲み会でのスペックが高い人が多い。誰も持っていないエピソード、オリジナリティに溢れたギャグ、誰も傷つけない下ネタ、弱点で笑いを取りに行く強気の姿勢、どこで歌っても笑いが取れるカラオケ…など、特徴的な人が多かったりする。そんな人たちと一緒に飲むのは本当に楽しい。

おそらくだが。

彼らは、僕らが毎日のようにどんちゃん騒ぎをしながら過ごす日々を一緒に過ごすことで、飲み会が楽しいと思える原体験をしたのだと思う。お酒が飲める飲めないではなく、味がうまいまずいではなく、飲み会が楽しいか楽しくないかの振れ幅を知ったのだと思う。


と、グダグダと書いたが、結論を言うと、せっかく遊びに来てくれたのに、全然一緒に飲めずに申し訳なかった。せっかくここまで来てくれたのに。それでも、遅くにチラッとでも飲めて良かった。

22時まで仕事をして、それからスナックに合流して、日付が変わるか変わらないかくらいのところで解散した。

スナックみちくさツーデイズだった。

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