diary

2020.10.20 説得力のある言葉

人の写真を審査する、なんぞ、おこがましい限りだけれど、それをやることで得られることがもちろんある。自分が、これが良い、と思ったことに説得力があるかどうかとか、選ぶときによく考える。自分がもし、よくわからん理由で選ばれたら、選ばれること自体は嬉しいけれど、何がどう良かったのか知りたい気持ちが強まる。選ばれてさらに、もやもやするなんて、半殺しにもほどがある。そんなことを考えると、自分の言葉は、彼らに対して、どれくらい説得力のある言葉として響くのだろう。

今回の審査会は審査員が3人いて、それぞれの視点が面白い。なんでそれを選んだんだろう、という想像と、実際に選んだ理由を聞いてから考えるので二度、楽しい。同じ写真を見ていても、見る背景が違うだけでまったく違うものになりうる。写真は面白い。と、改めて思った。

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