diary

亡き王女のためのパヴァーヌだった。

台風が直撃していたので、一日中、家に居た。洗濯物が干せるわけでもなく、読書をしたり、少しだけ掃除をしようとしてやめたり、ぐだぐだした。

9時ごろにお母さんから電話があり、台風は大丈夫?と久しぶりに声を聞いた。そして電話を切る間際に、飲み過ぎには気をつけなさいね、とアドバイスをもらった。

この日記を始めたきっかけのひとつだった藤原新也の「アメリカ日記」は、日記をつけ始めてからまるで読み進んでいなかったけれど、今日、少し読み進めた。

掃除をしようとしてやめてから、自分の中では珍しくアニメを見ていた。ちょっと前に漫画で読んだ「4月は君の嘘」がアマゾンプライムで見れるようになっていたので、思わず見はじめたら気付いたら午後をすべて使っていた。漫画で読んでいたから内容は知っていたけれど、実際にクラシックの音楽が流れるのが良かった。泣いた。そしてピアノが弾きたくなった。最近、頭の中でずっと流れていて、だけど曲名が思い出せない曲がラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」だとわかって、気持ちよかった。


台風は過ぎ去ったし、明日は洗濯物をたくさん回そうと思う。

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