diary

帰り道の夕日が綺麗だった。

10月7日のブログに書いたとおり、明屋海岸の一部のハート岩がハートに見えなくなっている。その件を海士町観光協会のFacebookで投稿したところ、拡散され、おそらくそれがきっかけでNHKのニュースとなった。

今日は朝からそれの電話などの取材対応に追われ、それ以外のことが何もできずに1日が終わった。今日はNHK、読売新聞、テレビ朝日などから、連絡があった。

ハート岩が見えたときはまったく取材なんてされなかったのに、ハートが見えなくなった途端に連絡が殺到して、なんとも言えない虚しい気持ちになった。こんなことならいっそのこと明日にでも、海を渡って土砂をどけて、ハート岩を元どおりにしてしまいたいと思った。

ただ、忘れてはならないのは、取材があることはありがたいこと。いつも情報発信したくてしたくてたまらなくて、でもうまくいかない日々を過ごしているのに、観光スポットのちょっとした変化をギャグに乗せるとひょんなことがバーっと全国ニュースになる。だから、本当に歯痒い。本当は僕はハート岩はどうでもいいけど、これだけニュースになるから、いかに自分がやりたいことと世間が求めていることに差があるかを自覚しなければいけない。だから、自分には理解できなくても、どうでもいいことなんて、一つもないんだと理解する。だから明日も頑張ろう。あぁ、おっぱい揉みたい。

ただ、最初に見つけたから、と言う理由に尽きるけど、できれば取材対応を変わって欲しい。もっと適任者がいるはずだ。最初に見つけたということはきっかけに過ぎない。ここがどういう場所で、何が起こっていて、これからどうするかをきちんと言える、冗談ではぐらかさない、ハート岩にもっと情熱を持った人がいるはずだ。兎にも角にも30歳の坊主のおじさんが、ハート岩を語るなんて、キツい。誰が考えたってすぐわかる。キツい。自分でもそう思うから、周りから見たらもっとそうに違いない。自分に無理はさせたくない。カップルがぁ〜とか言ってる場合じゃない。つらいよ。あぁ、おっぱい揉みたい。


今日は、帰り道の夕日が綺麗だった。

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