diary

奥が深い、ゆで玉子

自分のiPhoneに「ち」と入力したら、予測変換で「ち」「乳首」「調整」「ちょいと」「地方創生」が上位5つの言葉だった。予測変換なんて普段は気にも止めないようなことだけれど、目に留まってしまった。「地方創生」は海士町だからよく使うと言ったら言い訳がましいけれど、でも使い方としては、地方創生なんて言葉、使いたくもないし、地方創生って具体的になにを指してる?という感じで、地方創生なんて言葉でしかないよ。と言い続けた結果、地方創生という言葉をよく使ってしまっている。「ちょいと」は口癖なのか、文面上の癖なのか、無意識によく使っているようだ。「調整」はよく使う。自覚がある。そして「乳首」だ。「乳首」もよく使う。これにも自覚がある。「よろ乳首」「おはようございま乳首」の使い過ぎだろう。我ながら、自分に呆れるときがある。今がそのときだったりする。


仕事上(?)、日常的にゆで玉子を作っている。それも作るようになったのはここ半年の話で、今までの人生、もちろんゆで玉子を作った経験はあるけれど、日常的に作る経験というのは初めてだった。

茹で時間によって玉子の硬さを調節したり、する。殻を剥きやすい茹で時間がある。お湯から茹でるか水から茹でるか、水の量は卵が半分浸かるくらいで良いとか、玉子の温度を常温に戻してから茹でたり、茹でたあとはすぐに水につけたり、氷水のほうがいいんだとか書いてあったり、そのほうが殻が綺麗に剥きやすいとか書いてあるけれど、ゆで玉子に氷水とかそこまでやる?とか思ったり、茹でるときにお酢を入れたり、玉子を転がしながら茹でると黄身が真ん中に寄るんだ、まじか!みたいな感じで調べ出すと小ネタのオンパレードで、そんなゆで玉子の、僕が目指すべきゆで玉子のゴールはいったいどこにあるんだ!それにそもそもなんでこんなにゆで玉子に没頭しているんだ!と自分にツッコミを入れつつ、日常的にゆで玉子を作っている。

余談だけれどこの文章を書いているとき、小学校のときからの親友である田村くんが「ゆで玉子を茹でた孫」という完璧な駄洒落を教えてくれたのを思い出した。その無駄の無さに、すごく感激したことも、思い出した。

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